新潟県はゆかりの漫画家を多く輩出し、「漫画王国」として知られる。新潟市で青春時代を過ごした赤塚不二夫さんや、野球漫画で新領域を切り開いた水島新司さん、現在も話題作を生み出し続ける高橋留美子さんや小畑健さん、赤坂アカさんなど、名前を挙げれば切りがない。漫画はアニメーションとは切っても切れない関係で、多くの原作にもなっている。新潟ゆかりの漫画家らの協力で、古里への思いや、クリエーター志望の若者に向けたメッセージを寄せてもらった。2026年は、どんな名作に出合えるか-。早くも胸が高鳴る。

高橋留美子さん

 明けましておめでとうございます。
 なかなか新潟に帰る機会はありませんが、お正月には必ず、鮭とイクラと根菜の新潟の雑煮や、のっぺを作ります。新潟の食は、本当に美味しく、自慢に思っています。
 そして新潟出身の漫画家の多さも誇らしいです。今、研鑚を積んでいる若い皆様、まずは描く事、創る事を楽しんでください。将来さらに新潟出身のプロが輩出される事、心より望んでおります。

小畑健さん

 新潟のどんよりした冬の空が好きです。住んでいる時は気にならなかったんですが、東京ってずーっと晴れていて。自分には曇りの方が合っているなって。雪も好きで、雪が降ると光が反射して夜でも明るいんですよね。だから絵を描くのも冬や雪の絵が好きです。

「DEATH NOTE」(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

和月伸宏さん

 故郷の出身中学校のすぐ横に...

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