送電線の点検や巡視で使われるドローン=2025年11月、埼玉県秩父市
 送電線の点検や巡視で使われるドローン=2025年11月、埼玉県秩父市
 ドローンで送電線の上から撮影された画像=2025年11月、埼玉県秩父市(東京電力パワーグリッド提供)
 点検のため送電線周辺を飛行するドローン=2025年11月、埼玉県秩父市
 ドローンを使い遠隔で送電線を確認する東京電力パワーグリッドの社員ら=2025年11月、埼玉県秩父市

 全国に張り巡らされた送電線の上空に、政府が認めたドローン専用の「空の道」を整備する取り組みが加速している。既に一部地域で航路が開通し、送配電設備の巡視や点検作業で活用が始まった。将来的には災害対応や物流など他分野での展開も視野に入れる。2035年度に全国4万キロまで延ばすことを目指している。

 「飛行開始します」。昨年11月、埼玉県秩父市の山中で行われたドローンによる送電線の点検。上空約140メートルに舞い上がると、送電線に沿うように往復約500メートルの航路を飛行した。作業員はドローンで撮影したカメラ映像をタブレット端末で見ながら、巡視や点検に適した飛行位置などを探った。

 航路構築やシステム...

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