
子どものワクチン接種義務廃止を巡り、米南部フロリダ州が開いた一般公聴会=2025年12月、同州パナマシティービーチ(共同)
米国でワクチン接種に否定的な考えを持つ人が増えている。第2次トランプ政権で公衆衛生を所管する厚生省トップに就任したワクチン懐疑派ケネディ氏が安全性に疑問を示し、政策を次々と転換。影響が国民に広がっているためだ。世界をリードしてきた米国の感染症対策が揺らぎ、国外に波及する恐れもあると専門家は警鐘を鳴らす。
▽立ち見
「子どものワクチン接種は親が選べるようにするべきだ」。昨年12月中旬、南部フロリダ州パナマシティービーチのホテル会議室。子どもの就学などのために求められるワクチン接種義務を廃止する州の方針を巡って開かれた一般公聴会で参加者から賛意が相次いだ。
約100人を収容する会場は立ち見も出る...
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