イスラエル人入店拒否の紙を掲げるポップさん=2025年12月、タイ・パンガン島(共同)
 イスラエル人入店拒否の紙を掲げるポップさん=2025年12月、タイ・パンガン島(共同)
 ビーチ近くのバーが立ち並ぶ一角を歩く人々=2025年12月、タイ・パンガン島(共同)
 タイ・パンガン島のビーチで開かれた人気のフルムーン・パーティー=2025年12月(共同)
 タイ・パンガン島で建設が止められたホテル=2025年12月(共同)
 ユダヤ教礼拝施設に設置されたヘブライ語でマナー向上を促す看板=2025年12月、タイ・パンガン島(共同)
 タイ・パンガン島で取材に応じる乗り合いタクシー運転手のコムサンさん=2025年12月(共同)
 タイ・バンコク、パンガン島、マレー半島、タイ湾

 タイ南部のリゾート地パンガン島にイスラエル人移住者が急増し、住民との間に生じた摩擦が深刻化している。違法となるタイ人名義を借りたビジネスが横行、警察が摘発に乗り出す事態になった。年間100万人もの外国人観光客をもてなしてきた小さな島。経済的な恩恵を受け、外国人の受け入れに慣れていたはずだった。共生の道は険しく、正解は見えない。

 「イスラエル人お断り」。島のタイ料理店が昨年12月、入店拒否の紙を掲げていた。経営者のポップさん(53)は「おいしくない」と支払いを渋られたり、少人数で大きなテーブルを占拠されたりしたことが理由だと説明。排外主義のように思えるが、島を歩くと共感の声が少なくなかった。

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