山善の現在の本社=大阪市内
 山善の現在の本社=大阪市内
 「山善工具製販」の社屋前で写真に納まる創業者の山本猛夫(最前列右から4人目)ら=1947年ごろ、大阪市内
 山善のプライベートブランド商品「キューブ型炊飯器」
 山善の創業者、山本猛夫
 1971年に現社名となった時の山善本社の外観=大阪市内

 工作機械や住宅設備などの専門商社大手。創業者山本猛夫が太平洋戦争中に大阪で短期間営んだ「大阪工具製作所」が始まり。(共同通信社=増井杏菜記者)

 1947年にドライバーやペンチなどの生活工具を扱う山善工具製販を設立した。工作機械や機械工具のほか、流し台やトイレといった住宅機器まで展開し業績を拡大。1971年、現社名に。高度経済成長期には米国やタイなど海外事務所も設け、売上高は1千億円に上った。

 1973年には創業者をモデルにした小説「どてらい男」が、テレビドラマになり、話題となった。モーレツ社長のモーレツ会社として注目を浴びた。

 1970年代に不動産事業へ積極投資するが、オイルショックのさなか...

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