
2024年6月、高校で実施された東京都知事選の模擬投票で、候補者の名前を記入する生徒たち=東京都練馬区
通常国会冒頭での解散、厳寒期の投開票など異例ずくめの衆院選は、主権者教育の格好の材料と言えそうだ。しかし学校現場では政治的中立性の確保が絶対条件で、教員は「準備時間もなく難しい」と悩む。18、19歳の投票率が低迷する中、専門家は「新聞記事を見比べるなど小さな一歩から始めて」と呼びかける。
「先生、『日本はすごい』って言ってる政党の動画がいっぱい出てくる」。平和教育に力を入れる鹿児島県の高校教員は昨夏の参院選で、生徒の政治意識が交流サイト(SNS)に左右されていると感じた。ユーザーの趣向に合わせ同じような動画が次々表示されるSNSの仕組みを理解せず、動画が多い政党ほど支持を集めていると思い込む...
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