選挙街宣に1人で抗議する男性=1月28日、埼玉県川口市のJR川口駅前
 選挙街宣に1人で抗議する男性=1月28日、埼玉県川口市のJR川口駅前
 埼玉県川口市長選の立候補予定者の街頭宣伝に抗議する男性(左)=1月18日、JR川口駅前
 埼玉県川口市長選の立候補予定者の街頭宣伝に抗議し示されたプラカード=1月18日、JR川口駅前
 湘南台駅の地下通路で差別反対を呼びかける市民たち=1月29日夕方

 政治活動を盾にしたヘイトスピーチが再び激化している。

 在日クルド人への差別が深刻な埼玉県川口市では、2月1日投開票の市長選と8日投開票の衆院選で、候補者らによる排外主義をあおる街頭宣伝が繰り返されている。モスク(イスラム教礼拝所)の建設計画がある神奈川県藤沢市でも、モスク反対を主張する陣営の発言が激しさを増している。

 選挙の街頭演説を理由に、根拠のない発言を繰り返すことが許されていいのだろうか。(共同通信ヘイト問題取材班)

 ▽JR川口駅前

 人口約60万人の川口市の中心地、JR川口駅前には、入れ代わり立ち代わり、市長選と衆院選の候補者が街宣に訪れる。

 市長選に入る前の1月18日の日曜午後、埼玉...

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