
再審制度見直し 新たな手続きの流れ(イメージ)
再審制度見直しを盛り込んだ要綱案が、法制審議会部会でまとまった。審理の進め方に関する明文の定めがほとんどない現状に一定の指針が示され、法務・検察は手続きの迅速化につながると強調。一方、冤罪事件に関わる弁護士らが求めた規定は多くが漏れ、運用上の「努力目標」とされた。法務省は案に沿って立法作業を進めるが、独自法案を重視する議員連盟の動向もあり、先行きは見通せない。
▽手順明確化
「採決しましょう」。2日午後、法務省の大会議室で法制審部会長が呼びかけると、委員13人中10人が賛成の手を挙げた。18回にわたる議論に区切りがついた瞬間だった。
1966年の静岡県一家4人殺害事件で確定死刑囚となった袴田...
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