
トランプ米大統領=1月29日、ワシントン(ロイター=共同)
衆院選でトランプ米政権との付き合い方が争点になる中、インド太平洋地域の他の米同盟国でも米国頼みだった安全保障体制が曲がり角にさしかかっている。中国とのはざまで苦慮する韓国。オーストラリアは「やり過ごしたい」(専門家)思惑がにじみ、フィリピンは南シナ海情勢を踏まえて米関与強化を望む。西半球支配に集中する「ドンロー主義」を振りかざすトランプ大統領の下、不確実性が増している。
▽韓国
1月下旬、韓国が揺れた。「不意打ちだ」。トランプ氏が一度は合意した関税率の再引き上げを突如発表したためだ。中国と北朝鮮、ロシアの脅威が強まる中、同盟国に圧力を加える米国。申☆(王ヘンに玉)秀元駐日大使は「戦後の平和と...
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