【2022/06/14】
◆党内競争の緊張感必要 斎藤氏(自民)
衆院の選挙制度は政治とカネの問題があって改革された。選挙区が狭くなり、不要な費用も減って狙いは一定程度達成された。
一方で、現行制度への批判が二つあると思っている。一つは比例復活。自分もこれまで2回復活し、多くの批判を受けた。その上で、自民党のように3回連続の比例重複は認めないなど、厳しい運用を図ることが重要だ。
もう一つは、当選すると党内での競争がなくなること。諸外国の多くは選挙ごとに党内の予備選を行い、厳しい党内競争が機能している。各党の判断だが、やるべきだろう。常に競争にさらされることで緊張感が生まれ、政治家を成長させる。国益にかなうと思う。

衆院との役割分担と...
残り1180文字(全文:1480文字)