「クリーンで政党本位」をうたった小選挙区制で新潟県選出の衆院議員は減り、政治の質が問われるようになった。田中角栄元首相ら有力政治家を多数輩出した昭和の時代は遠くなり、小選挙区の歴史と重なるように、県勢は振るわない状況が続く。小選挙区制25年を契機に、新潟における政治の歩みを検証し、課題や展望を探る。

政治はどこへ

【第4部】「色あせた『日本海軸』」とは シリーズ一覧
平成初期、新潟県には光があった。新幹線、港湾、高速道路、空港。有力政治家の力添えもあって網羅したインフラを武器に、県は日本海軸の拠点を目指した。だが、当時の計画や構想の多くが実現を見ないまま、色を失った。どこが転換点だったのか-。長期企画「政治はどこへ」の「色あせた『日本海軸』」シリーズとして、県勢停滞の岐路と今後の課題を探る。記事はこちら記事はこちら記事はこちら記事はこちら記事はこちら記事はこ...