静岡市清水区にある工場
 静岡市清水区にある工場
 創業当時に米国へ輸出していたツナの缶詰
 簡単に開けられるふたを採用した缶詰
 パックご飯
 創業当時の工場で働く従業員
 猫用のフード
 発売当初のツナ缶「シーチキンファンシー」

 ツナ缶「シーチキン」で知られる食品メーカー。1931年に現在の静岡市で「後藤缶詰所」として創業。マグロの油漬け缶詰を製造し、米国へ輸出したのが始まり。(共同通信社=増井杏菜記者)

 1958年に「シーチキン」を商標登録し「シーチキンファンシー」を発売。蒸したビンナガマグロが味も食感も鶏肉に近かったことから海の鶏肉の意味を込めた。「日本で初めてツナ缶に名前を付けて販売しました」(広報)

 当時、国内ではマグロの油漬けを食べる習慣がなく苦戦。流通業界から「変な名前」「売れない」と厳しい声が上がるなか、サラダに合わせるなど食べ方を地道に提案。1967年、TVコマーシャルの開始を機に浸透した。

 1970...

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