
国内の原発の状況
東京電力福島第1原発事故後、一時はゼロになった原発稼働率は回復しつつあるが、依然として低空飛行を続けている。事故から15年以上が経過しても再稼働できない原発が全体の半数を超えているのが理由で、電力会社の経営を圧迫している。政府は原発の「最大限活用」を掲げるが、稼働率の低迷は理想と現実の大きなギャップを明確に示している。
▽海峡封鎖
「再稼働の重要性は一層高まっている」。4月下旬、赤沢亮正経済産業相は、東電の原発で事故後初めて再稼働し、営業運転を始めた柏崎刈羽原発6号機(新潟県)を視察し強調した。米国とイランの戦闘に伴うホルムズ海峡封鎖を巡って原油や液化天然ガスが逼迫する懸念が高まる中、原発回帰を...
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