
ウクライナ避難民女性の現状を話す、ポーランドの女性支援団体「マルティンカ」創設者のナスティア・ポドロジュニャさん=4日、南部クラクフ(共同)
懐かしい故郷への帰還か、砲声が響かない現在の暮らしの維持か―。ロシアのウクライナ侵攻から間もなく4年。戦禍を逃れて外国で生活するウクライナ避難民の心が揺れている。避難生活が長期化して生活の軸足を完全に移し、定住を視野に入れる人も。一方、慣れない異国生活の中で差別や経済的困窮に直面している避難民もいる。
▽葛藤
「古里が本当に恋しい。でもそこでは私の未来が見えない」。ポーランドの首都ワルシャワに暮らす大学生のルスラナ・プリスニュクさん(18)はほほえみながらも、どこか悲しげな表情を浮かべた。出身地のウクライナ中部ポルタワの街を片時も忘れたことはない。
2022年2月24日の侵攻開始から約2週間...
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