「今後は、土木建築の現場に関わる研究者や地元の人々にもカメラを向けたい」と話す山崎エリナさん
 「今後は、土木建築の現場に関わる研究者や地元の人々にもカメラを向けたい」と話す山崎エリナさん
 「今後は、土木建築の現場に関わる研究者や地元の人々にもカメラを向けたい」と話す山崎エリナさん
 自らの作品の前に立つ山崎エリナさん

 道路やトンネルなどインフラの建設現場で働く人々の姿を撮る写真家の山崎エリナさんが、写真集「土木」を刊行した。「命がけの仕事に携わる表情の険しさと、一緒に作業する仲間を気遣う思いやりが同居する現場に、いつも感銘を受けています」と語る。

 9年前、知人を通じて建設会社の社長に依頼され、撮り始めた。撮影では、「作業している人たちの熱量を感じないと、写真に反映されない」と、時に安全ベルトを装着し、粉じんやごう音を感じる距離まで近づく。

 土木の世界では、被写体の主役はあくまで建造物であり、働く人にカメラを向けることはあまりないという。使命感にあふれたはつらつとした顔つきや、休憩中に見せる表情…。「働く人...

残り400文字(全文:700文字)