インタビューに応じる被爆者で医師の朝長万左男さん
 インタビューに応じる被爆者で医師の朝長万左男さん
 インタビューに応じる被爆者で医師の朝長万左男さん
 対話集会後、参加者と言葉を交わし笑顔を見せる本村チヨ子さん(右)=2025年12月、米ニューメキシコ州ロスアラモス(共同)
 原爆後障害の実相を市民に説明する朝長万左男さん=2025年12月、米ニューメキシコ州ロスアラモス(共同)
 対話集会後、デイ・アラホさん(右)と言葉を交わす朝長万左男さん=2025年11月、米ロサンゼルス(共同)

 長崎の被爆者で医師の朝長万左男さん(82)が、核兵器廃絶運動の在り方を問い続けている。核大国の現状を知ろうと、被爆者団体の代表団で昨年訪米。市民が核の惨禍を理解しながらも、緊迫する国際情勢下で抑止論を支持する姿に、活動の長期化を覚悟した。27日には核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開幕。保有国との対峙から、各国間の信頼醸成を促す活動へ転換を模索する。

 「核兵器が利用される政治的要因を、遠い将来であっても克服せねばならない」。昨年12月、米ニューメキシコ州ロスアラモス。原爆開発の拠点となった地で70人以上の聴衆を前に強く訴えた。

 中には核開発に関わったとみられる元研究者も。長年研究してきた原爆後...

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