
UAEアブダビ首長国のハリド皇太子と会談する中国の習近平国家主席(中央)=14日、北京の人民大会堂(共同)
中国が米イスラエルの攻撃を受けた友好国イランに寄り添う姿勢を見せつつ、米国や中東の親米国との関係安定も図ろうと中立的立場を演出している。狙いは中東全域での石油と天然ガスの確保。長年イランの米制裁逃れに手を貸してきたが、5月に訪中を控えたトランプ米大統領への配慮から支援を抑制している。
▽危機感
「中東各国はお互いに引っ越しできない隣国だ。関係改善を目指し平和共存の土台を築いてほしい」。中国の習近平国家主席は14日、アラブ首長国連邦(UAE)の有力者、アブダビ首長国のハリド皇太子と北京の人民大会堂で会談し、呼びかけた。20日にはサウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子とも電話会談し緊張緩和を訴え...
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