割れ残りが懸念される領域
 割れ残りが懸念される領域

 20日に三陸沖で発生したマグニチュード(M)7・7の地震は、プレート境界で起きた海溝型地震だった。周辺では昨年11月から規模の大きな地震が相次ぎ、活動が活発化している。プレート境界には「固着域」と呼ばれるひずみが蓄積されやすい領域があり、専門家からはこの「割れ残り」がさらなる巨大地震につながりかねないと懸念する声も出ている。

 ▽空白域

 三陸沖を含む日本海溝沿いでは、太平洋プレートが陸側のプレートの下に沈み込んでおり、境界面の一部は強く固着してひずみを蓄積している。このひずみが限界に達し、エネルギーが解放されることで地震が起きる。プレート境界ではM7級が多発し、M8級の巨大地震も数十~数百年単位で...

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