
定期訪問をするケアマネジャーの東洋子さん
「助けてほしい」。奈良県黒滝村の社会福祉協議会に、相談の電話が寄せられた。ケアマネジャー(ケアマネ)として働く東陽子さん(56)は、勤務開始直後、体が不自由な利用者の自宅に駆け付けた。様子を確認すると、薬液を注入する医療機器が正常に動いていなかった。すぐにかかりつけの訪問看護師に連絡し、対応を依頼した。
実は、この一連の対応は、ケアマネとしての東さんの本来の業務ではない。ケアマネを対象としたアンケートでは、こんな声さえ上がっている。「もう『心』だけでは限界」「このままではサービスが提供できなくなる日が確実にやってきます」。ケアマネの高齢化が進み、人員不足も課題となっている現場で、一体何が起き...
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