三幸製菓(新潟市北区)は24日、従業員6人が死亡した火災を受けて停止していた生産を27日に再開すると発表した。新潟日報社の「もっとあなたに特別報道班」(もあ特)会員に意見を募ったところ、多くの意見が寄せられた。

 もあ特会員から寄せられた主な意見は次の通り。

●以前にも何度かぼやがあったということなので、また火災にならないよう見直しをした方がいいと思う。亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。(三条市・20代女性)

●会社は「被災した方々には丁寧に説明する」としているが、生産再開は製品を購入してもらいたいからだろう。消費者にもメディアを通してもっと説明があってもよいのではないか。経営者の誠意があまり感じられない。(長岡市・60代男性)

●知人が勤めている新発田工場の再開はホッとする。ただ、安全管理は本当にできるのか不安が残る。(新発田市・50代男性)

●社員の生活もあるので再開はやむを得ない。ただ、本当に再発防止を約束できるのだろうか。荒川工場の従業員は他の工場に転勤できるようにしてほしい。(新潟市西蒲区・70代男性)

●会社への不信感は拭えず、説明責任も十分に果たされないままで、全国の店頭に商品が並ぶのは複雑な気持ち。県外の人はこの事故をあまり知らないだろう。「買って応援」とはならない。(新潟市中央区・10代男性)

●亡くなった方は大変お気の毒だが、生産の再開が発表された工場にはたくさんの社員がいる。この方たちもある意味で被害者。生活のために再開は妥当だと思う。連日の報道で制裁は十分受けたと思う。(新発田市・50代女性)

●亡くなられた6人の方々(の遺族)が認めた上での再開であれば、消防の許可を得ての再開はやむを得ないと思う。(新潟市中央区・70代男性)

●一方的な説明だけではなく、特に被災者家族の方々に納得してもらってから再開するべきだ。ここまでの対応ですら遅きに失しているのに。(新潟市西区・70代男性)

全焼した三幸製菓荒川工場のF棟=村上市長政

●新崎工場の近隣に住んでいる。企業体質や社長の姿勢がどうなるかを見ていきたい。折々に消防署の確認があることを望む。工場に出入りするトラックが通学路を通っているため、地域のボランティアが見守っている。多くの人が新崎工場に通勤している風景を毎日見てきた。地域にある企業として誇れる企業になってほしい。(新潟市北区・50代女性)

●火災後長く記者会見を避けており、企業イメージが悪い。安全対策についても信用できかねる。あまり三幸製菓の製品は買いたくない。ハード面の整備はもちろん、従業員に有事の際の避難の説明などがきちんとなされていることを願う。(新潟市中央区・30代女性)

●残された従業員のために、再開は必要。経営陣と社風も新しく変わって出直して頑張って。(新潟市北区・60代女性)

●生産再開については会社の判断によるもので、よい製品を製造すればいい。安全対策を講じたと判断するのは自社ではなく、管轄する消防署と監督官庁。私は会社が再生され、味が良くて衛生的な製品であれば購入するだろう。法律の基準に適合していればいいと思う。ただし、今回の火災について、被災者、従業員らすべての関係者におわびをしてから営業再開をするのが筋と思う。(湯沢町・60代男性)

●6人の尊い命が犠牲になり、本当にお悔やみ申し上げる。三幸製菓は新潟にとってなくてはならない会社。スーパーに行っても三幸の米菓がないのは寂しかった。会社に誇りを持って働いた人たちを消費者も忘れない。これからは二度と同じ失敗を繰り返すことのないように会社の運営を厳しくチェックして、よりよい新潟の米菓を作っていくことが亡くなった人たちの供養になるように祈っている。頑張って。(新潟市西区・70代女性)

●あの火災以降、三幸製菓の商品は買う気にならない。火災は起きてしまい、亡くなった方も戻らないけれど、三幸製菓の初期対応はあまりにもお粗末。遺族の方々か憤るのは当然だと思う。再発防止について、本当に適切な対応を施した上での再開なのか、疑う気持ちが強い。(新潟市江南区・40代女性)