米司法省が開示したエプスタイン文書に含まれていた画像。アンドルー元王子が人の上に身を乗り出している様子が写っている(AP=共同)
 米司法省が開示したエプスタイン文書に含まれていた画像。アンドルー元王子が人の上に身を乗り出している様子が写っている(AP=共同)
 英国のアンドルー王子(左、肩書は当時)とチャールズ国王=2025年9月、ロンドン・ウェストミンスター寺院(ゲッティ=共同)
 19日、ロンドンのバッキンガム宮殿近くに集まったメディア関係者(ロイター=共同)

 少女らの性的人身売買罪に問われた米富豪エプスタイン氏に関する米司法省の開示文書は、親交があった英国のアンドルー元王子の逮捕に発展した。約半日で釈放されたが、チャールズ国王の弟である元王子の身柄拘束という異例の事態は、英王室の歴史に汚点を残す結果に。欧州では他にも政界や王室の要人とエプスタイン氏の交流が次々と判明し、波紋が拡大している。

 ▽捜査員

 19日午前8時ごろ、元王子が暮らす邸宅がある英東部サンドリンガム。鳥がさえずるのどかな風景にそぐわない警察の覆面車両が、邸宅周辺に続々と集まった。元王子は捜査員に連れられ警察施設へ。王室関係者が拘束されるのは「イングランド王、チャールズ1世以来約38...

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