
米ホワイトハウスに到着したトランプ大統領=12日(ロイター=共同)
トランプ米大統領はイラン攻撃開始後、無軌道な言動を繰り返している。圧倒的な軍事力を示しつつも、自ら始めた戦争の出口を見いだせないことへの焦りから虚勢を張る。日々、対立と融和の間で揺れ動く姿には苦悩も垣間見える。不安定な戦時大統領が戦闘終結に向けた最大の波乱要因となっている。米主要メディアの報道に基づき検証した。
▽恐怖感
「バンス副大統領はパキスタンに移動中だ」
「いや、まだ出発もしていない」
トランプ氏は20日、バンス氏ら米代表団がイランとの再協議のためパキスタンに向かっていると発言した。その後打ち消す情報が流れた。事態の早期打開につなげたいという願望が先行し、口走ったとみられる。
今月初...
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