米ホワイトハウスに到着したトランプ大統領=12日(ロイター=共同)
 米ホワイトハウスに到着したトランプ大統領=12日(ロイター=共同)
 米東部メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機から降りるトランプ大統領=3月23日(AP=共同)
 トランプ米大統領(左)とワイルズ大統領首席補佐官=3月16日、ホワイトハウス(ロイター=共同)
 イラン情勢に関する国民向け演説に臨むトランプ米大統領=1日、ホワイトハウス(ロイター=共同)
 記者団の取材に応じるトランプ米大統領=3月27日、フロリダ州(ロイター=共同)
 米イスラエルのイラン攻撃の経過

 トランプ米大統領はイラン攻撃開始後、無軌道な言動を繰り返している。圧倒的な軍事力を示しつつも、自ら始めた戦争の出口を見いだせないことへの焦りから虚勢を張る。日々、対立と融和の間で揺れ動く姿には苦悩も垣間見える。不安定な戦時大統領が戦闘終結に向けた最大の波乱要因となっている。米主要メディアの報道に基づき検証した。

 ▽恐怖感

 「バンス副大統領はパキスタンに移動中だ」

 「いや、まだ出発もしていない」

 トランプ氏は20日、バンス氏ら米代表団がイランとの再協議のためパキスタンに向かっていると発言した。その後打ち消す情報が流れた。事態の早期打開につなげたいという願望が先行し、口走ったとみられる。

 今月初...

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