高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定を巡る3都道県の特徴
 高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定を巡る3都道県の特徴

 東京都小笠原村の南鳥島で、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定プロセスの第1段階となる文献調査の実施が決まった。先行する北海道と佐賀県の3町村では、両知事が次の段階となる概要調査に反対し手詰まり状態。南鳥島は今後、小池百合子都知事の意向が焦点となりそうだ。先行3町村と違い全域が国有地のため、地元同意を得るハードルは低いとの見方がある一方、本土から遠く離れた孤島で建設にこぎ着けるには課題も多い。

 ▽負担

 「村長になって5年目だが、一番大変だった」。小笠原村の渋谷正昭村長は21日、赤沢亮正経済産業相との面会後、報道陣に胸の内を明かした。概要調査の判断方法は「白紙だ」と強調。文献、概要...

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