
プラスチックによる環境汚染に歯止めをかける国際条約の交渉会合で、会議室外の廊下で意見を交わす各国の交渉官ら=2025年8月、ジュネーブ(共同)
プラスチックによる環境汚染を防ぐ国際条約は、合意できれば地球温暖化対策に並ぶ重要条約になる。東京で開かれる非公式協議は条約の成否がかかる「正念場」だが、各国が譲れない一線を主張して議論は平行線のままだ。日本は各国の事情に配慮しながら、折り合える着地点を探すという、極めて重い役割を担うことになる。
▽決意
「プラスチック汚染を終わらせる」。国連環境総会は2022年、環境汚染に歯止めをかける国際条約を24年末までに策定すると決議した。川を通じて海へ広がる汚染は国境を越える問題で、国際社会が協調して対策に取り組まなければ解決できない。
安くて軽く、丈夫で加工しやすいプラスチック製品は、日常のあらゆ...
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