日本の性的搾取の現状について話す仁藤夢乃さん=2025年11月、国会
日本の性的搾取の現状について話す仁藤夢乃さん=2025年11月、国会
シンポジウムで話すオリビエさん=2025年11月、東京都内
記者会見する平口洋法相=2月10日、法務省
フランスの買春処罰法について説明する元国会議員のモード・オリビエさん=2025年11月、東京都千代田区

 売春防止法は、売買春を禁止としながら、「売る側」のみを処罰の対象としている。「買う側」を処罰の対象とし、女性は保護すべきだとして、売春防止法の改正を求める声が上がっている。法務省は有識者による検討会を設置し、買う側の処罰の是非を議論する方針で、初会合は、3月末までに開かれる予定だ。海外では、スウェーデンが採用した、買う側を処罰する「北欧モデル」が広がっており、フランスでは2016年に買春処罰法を整備した。識者は「買春は性暴力と考えるのが世界の潮流」と話す。(共同通信=村越茜、細川このみ)

▽現場から見えるもの

 「女性が路上に出る背景には貧困や虐待、障害や孤立といった複合的な要因がある」。東京・...

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