
シャオシャオ(右)とレイレイ(左)
1月27日、東京・上野動物園近くの道路はパンダグッズを身につけた人で埋め尽くされた。園を離れる双子のジャイアントパンダを見送るためだ。2頭とも上野動物園生まれだが、中国に返還される。
トラックが動物園から出てくると、ファンから悲鳴にも似た声が上がった。
「シャオシャオ!」「レイレイ!」
トラック内のパンダの姿は見えない。それでも「ありがとう」と声が飛ぶ。「いってらっしゃい」という声も。いつか園に帰って来てくれるという思いからだろうか。
中国返還が決まった後、クローズアップされたのは一目見ようと動物園に押し寄せる人々や、悲嘆に暮れるファン「ガチ勢」の姿。一方では、反中感情や「外交カード」にされる...
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