
日本は「非読社会」に入りつつあると編集者でライターの著者は述べる。意思や能力の欠如で読まないのではなく、「文章を読むことが合理的でないとされる」価値観が広がっているのだ、と。
10~20代への聞き取りで得た赤裸々な「生の声」を起点に関係者の取材を加え、本などのテキストメディアが「有史以来最大級の劣勢を強いられている」現状をあぶり出していく。
「『ながら読み』ができないから」読書したくない短大生。「本がずらーって並んでいて情報量が多い」から本屋に入りづらい17歳。書店での意外な本と出合うことは「お金も時間もある人の趣味って感じ…」と言う大学生。読み進めれば、彼らが「特殊」でないことが分かる。ベ...
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