
元公取委事務総長の菅久修一氏(渥美坂井法律事務所提供)
米マイクロソフト(MS)のクラウド事業を巡り、公正取引委員会が審査に踏み切った。背景には、利便性の高いサービスを提供して利用者を囲い込み、自らの経済圏を拡大させる手法への警戒感がある。巨大IT企業による強大な支配力の規制に本腰を入れて約10年。今回は市場2位のMSに焦点を当てたのが特徴で、専門家は「放置して独占される前に積極的に審査したことに意味がある」と語る。
▽巨万
GAFAM(ガーファム)。グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトの頭文字を取った巨大ITの略称だ。膨大な情報から広告や検索結果を利用者の好みに合わせて最適な形で提供するサービスで巨万の富を築く。
「巨大...
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