
米カリフォルニア州の港湾のコンテナ=2月23日(ロイター=共同)
トランプ米大統領が各国、地域に譲歩を迫る手段としてきた高関税措置は違法と認定され、貿易交渉の前提が崩れた。今後の関税戦略は不透明感が強く、米国との最終合意やその法制化にブレーキをかける動きが出ている。各国は新たに圧力をかけられることを警戒し、トランプ政権との駆け引きに入る。
▽交渉力維持
「素晴らしい代替案がある。私たちははるかに強くなる」。トランプ氏は、税率や対象国を思い通りに決めてきた「相互関税」などの措置を連邦最高裁判決で封じられても、なお強弁した。
全世界に150日間、代替関税を課し、その間に通商法301条が義務づける事前調査を済ませて恒久的な関税に橋渡しする―。米政府は切れ目ない措...
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