
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場
米国防総省が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)について、条件が整わなければ返還しない可能性を示唆し波紋を広げている。背景に基地機能低下への懸念があり、同県名護市辺野古に建設中の代替施設とは別に、使用できる長い滑走路を選定するよう要求している。一方、日本政府は地元の反発を考慮し「緊急時対応のため事前の選定は困難」との立場を取り、日米で温度差がにじむ。
▽約束
「滑走路の選定を終えるのは日本政府の責任であり、選定が終わるまで普天間は返還されない」。今年2月、国防総省が昨年9月に米政府監査院に示していた見解が文書で明らかになり、議論が巻き起こった。
日米が2013年に合意した普天間返還のための8条...
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