米国とイスラエルの攻撃で破壊されたイラン国営テレビの建物=2日、テヘラン(AP=共同)
 米国とイスラエルの攻撃で破壊されたイラン国営テレビの建物=2日、テヘラン(AP=共同)
 米イスラエルによる攻撃の標的になったイランの施設(配置画像は(C)Google)

 トランプ米大統領が対イラン軍事作戦の長期化を示唆した。親米イラン政権の樹立を目指し、米兵の死者増加もやむなしの強硬姿勢だ。今後も現体制の有力者やミサイル関連施設を標的に空爆を続けるシナリオがあり得る。対外関与を嫌う身内の米国第一主義運動「MAGA」派には亀裂が走っており、低迷する支持率の回復につながるかどうかは「ギャンブル」(米メディア)となる。

 ▽波状攻撃

 「最も複雑で圧倒的な軍事攻勢の一つだ」。トランプ氏は1日、作戦開始後2回目の動画声明を公開。戦死した米兵3人に哀悼の意を示しながら、死者は増えるかもしれないと予防線を張った。

 米軍は2月28日の軍事作戦開始から24時間で千以上の標的を波...

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