
最終処分場のイメージ
原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分を巡り、経済産業省が東京都小笠原村に、南鳥島での処分場選定に向けた文献調査実施を申し入れた。政府は原発の最大限活用を掲げ、再稼働を次々と実現させる一方、重要課題の処分場選定は先送りが続く。原発立地自治体からも問題解決を強く迫られており、前進感を見せようと躍起になっている。
▽焦り
「最終処分の問題は原発の有無にかかわらず国民的な議論が必要。結果的に北海道だけの問題になることを懸念している」。昨年12月、北海道の鈴木直道知事は赤沢亮正経産相に北海道電力泊原発3号機の再稼働同意を伝えた際、処分場選定の調査に広がりを欠く現状を問題視した。
核のごみを...
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