
フランスのマクロン大統領(右)、ドイツのメルツ首相(中央)と英国のスターマー首相=2月13日、ドイツ・ミュンヘン(ロイター=共同)
フランスのマクロン大統領が2日、核弾頭保有数を増やす方針を示した。世界の核管理体制は「廃虚」と化し、機能不全に陥っているとの認識を表明。ロシアのウクライナ侵攻やトランプ米政権との関係冷却化を背景に欧州独自の防衛強化に突き進むが、核保有国による軍拡競争が加速しかねないとの懸念は高まる。「核兵器なき世界」の実現は一段と遠ざかった。
「自由であるためには恐れられなければならない。恐れられるためには強くなければならない」。マクロン氏は北西部ロング島の海軍基地で演説し、世界情勢が不安定化する中、自国や欧州全体を守るために核抑止力の増強が重要だと訴えた。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)による...
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