
開会中の全人代に合わせた記者会見に臨む王毅外相(左端)=8日、北京(共同)
中国の王毅外相は8日の記者会見で改めて日本を強く批判した。台湾有事は存立危機事態になり得るとした高市早苗首相の国会答弁から4カ月が経過し、双方の主張は平行線のままで閣僚級の対話はできていない。緊張する日中関係の打開策は見いだせず「八方ふさがり状態」(日本政府関係者)が続く。
▽問いかけ
「中国の台湾地区で何かが起きた場合に日本が自衛権を行使する権限があるだろうか」。王氏は厳しい表情で国内外の記者たちに問いかけた。日本政府は高市氏が2月の衆院選で圧勝したことで中国の変化に期待したが、王氏は過去の戦争をたびたび持ち出して高市政権をけん制。ボールはあくまでも日本側にあるとした。
中国政府は今年に入...
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