抱卵が確認されたコウノトリ=10日、上越市吉川区
抱卵が確認されたコウノトリ=10日、上越市吉川区

 上越市教育委員会は10日、吉川区で営巣していた国の特別天然記念物コウノトリのつがいが、3日に本格的な抱卵を始めたと発表した。つがいは2024年から同じ場所で繁殖しており、3年連続での成功が期待されている。市内では三和区でも昨年、別のつがいが繁殖に成功している。関係者は「里山が広がる上越の環境は、コウノトリの繁殖に適している。今後、定着する個体が増える可能性もある」としている。

 つがいは兵庫県豊岡市の野外でふ化した雌と雄。上越市教委によると、市がコウノトリの動画を撮影し卵を温めるようなしぐさを記録した資料を、コウノトリの保護活動などに取り組む「兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園」(豊岡市)に提出。公園の専門家が...

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