
コウノトリのひなに足輪を取り付ける関係者=16日、上越市吉川区
国の特別天然記念物コウノトリのひなに足輪を取り付ける作業が16日、上越市吉川区で行われた。専門家がひな3羽を電柱の上にある巣から下ろし、丁寧に足輪を着けていった。
3羽は昨年も同じ場所でひなをふ化させた親鳥から生まれ、4月3日にふ化したことが確認されていた。
コウノトリの野生復帰に取り組む兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)の職員らが、個体番号を記したアルミ合金製の輪をひなの両足に取り付けた。
健康状態と雌雄を確認するため羽毛と血液を採取し、体重などを測った。3羽は全長74〜85センチ、体重3・3〜4・7キロと、親鳥から餌を与えられ順調に育っており、6月中旬から下旬に巣立つ見通しだと...
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