ハッブル宇宙望遠鏡が2025年11月に捉えた彗星アトラス。地球から約300万キロの宇宙空間を移動している(NASA提供)
 ハッブル宇宙望遠鏡が2025年11月に捉えた彗星アトラス。地球から約300万キロの宇宙空間を移動している(NASA提供)
 アトラス彗星の軌道

 太陽系の外から飛んできた「恒星間天体」の3例目となったアトラス彗星が昨年12月中旬、地球に最接近しました。注目の天体です。

 Q 恒星間天体?

 A 地球を含め、太陽系の中にある惑星や彗星などの天体は全て太陽の周りをぐるぐる回っており、お互い定期的に近づいたり遠ざかったりしています。一方、恒星間天体は太陽系の外からやってきて、やがていなくなってしまう天体です。太陽のような恒星の重力圏に縛られずに通り過ぎていくので、「恒星間を移動する天体」という意味でこう呼ばれています。太陽系以外の物質や成り立ちを知る手がかりとなるため、近年注目が集まっています。

 Q 珍しいの?

 A もしかしたらたくさん飛んでき...

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