
定時制科学部の指導に当たる久好圭治さん
年齢も背景もばらばらな定時制科学部の生徒たちが、困難と向き合いながら研究に打ち込んでいく様を描いたドラマ「宙わたる教室」(NHK)。原作小説のモデルの大阪府立高校元教諭久好圭治さん(70)は部発足から顧問として携わってきた。
始まりは2010年、府立春日丘高で生徒だった60代男性が放った「高校生になったんやからクラブやりたい」の一言。大阪大で惑星科学の特任研究員もしていた久好さんが取り組んでいた、国際宇宙ステーションの船内のように重力がほとんどない「微小重力」の実験の話をすると、生徒たちがのってきた。微小重力を教室につくってみようと科学部が生まれた。
空気の抵抗がなく、重力の力だけを受けて落...
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