
介護当事者らの交流拠点「和居輪居」を設けた勝部麗子さん=1月、大阪府豊中市
家族らによる介護殺人や虐待で命を落とす人が後を絶たない。高齢者世帯では、ケアする側の心身が疲弊し、介護を受ける人に手をかけてしまう事例もある。悲劇を防ぐには、限界を迎える前に手厚くサポートするのが必須だが、ヘルパーらの人手不足は加速。識者は介護人材の処遇改善などが必要だと訴える。
▽交流拠点
「妻の認知症がこれ以上重くなったらどうすればいいのか」「ケアマネジャーに何でも相談すればいいんですよ」。大阪府豊中市の住宅の一室で1月上旬、地域のお年寄り約10人が市社会福祉協議会事務局長の勝部麗子さんとテーブルを囲み、ぜんざいを食べながら悩みを打ち明けていた。
参加した山田宏次さん(82)は認知症の妻...
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