
第四北越フィナンシャルグループ新潟県地盤の第四銀行と北越銀行が経営統合して2018年に設立された持ち株会社。2行は21年に合併して第四北越銀行となった。25年12月末時点の連結総資産額は10兆7829億円。銀行の拠点は県内123カ所、県外12カ所の計135カ所。中国・上海に駐在員事務所を置く。25年9月末時点の連結従業員数は3530人。 (FG、新潟市中央区)と群馬銀行1932年に設立された、群馬県を地盤とする地方銀行。2025年12月末時点の連結総資産額は10兆7732億円。銀行の拠点は群馬県内70カ所、同県外36カ所の計106カ所。海外は米・ニューヨークに店舗があり、中国・上海、タイ・バンコク、ベトナム・ホーチミンに駐在員事務所がある。連結従業員数は2949人。 (前橋市)は26日、2027年4月1日に経営統合することで最終合意した。持ち株会社「群馬新潟フィナンシャルグループ」傘下に第四北越銀行と群馬銀が入る。経営統合3年後の30年3月期の純利益は、26年3月期(予想・両社合算)の1・5倍あまりとなる1400億円超を目指すとした。
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両社は26日に都内で会見。第四北越FGの殖栗道郎(うえぐりみちろう)社長は「両社の異なる強みやノウハウを融合させ、掛け算の効果を生み出していく」とし、群馬銀の深井彰彦頭取は「引き続き両県の発展に力を尽くす」と述べた。
統合は既に持ち株会社体制となっている第四北越FGの名称を変更し、群馬銀と株式交換を行う。これに伴い、群馬銀は27年3月30日に上場廃止となる予定。群馬銀の普通株式1株に対し、第四北越FGの普通株式1・125株を割り当てる。
本店は東京駅近くの鉄鋼ビルディング(東京都千代田区)に置き、代表取締役会長に殖栗氏、代表取締役社長に深井氏が就く。取締役は計13人で、両社が社内から3人ずつ指名し、社外取締役は7人とする。

完全子会社となる第四北越銀と群馬銀は合併せず、それぞれの名称や本店所在地に変更はない。経営統合を契機とした店舗の統廃合は予定していない。単純合算した両社の連結総資産(25年12月末時点)は21兆円を超え、全国4位規模の地銀グループとなる。
新FGのマークも発表。群馬の大地をかたどるツルと、新潟の空を舞うトキが大空で出合い、新たな旅路へと向かう姿をデザインした。
「群馬新潟フィナンシャルグループ」誕生記者会見を終え、記念撮影する殖栗道郎・第四北越フィナンシャルグループ社長(右)と深井彰彦・群馬銀行頭取
人口減少に伴う地域経済の縮小や、日銀の利上げによる「金利のある世界」の再来などで金融分野の競争は激化。両社は企業規模を拡大し、経営基盤を強化するため県境をまたいだ統合を決断した。
地域の付加価値を設計する「地域デザイン会社」設立を予定するなど地域貢献にも力を入れる。また、広域ネットワークを生かし、取引先企業のマッチングや企業の合併・買収(M&A)、海外進出なども進めていく。同時に第四北越FGのコンサルティング能力と群馬銀の高い資本効率を融合させ、利益拡大を図る。
◆時価総額では上回る群馬銀行との融和も課題か
2027年4月の経営統合で最終合意した第四北越フィナンシャルグループ(FG)と群馬銀行。両社トップが会見で...











