日本近視学会理事長も務める大野京子・東京科学大教授=東京都文京区
 日本近視学会理事長も務める大野京子・東京科学大教授=東京都文京区
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 子どもの近視進行抑制治療の特徴

 世界的に増加傾向にある近視。特に、スマートフォンやゲーム機を近距離で見つめる機会が増え、子どもの近視の急増が懸念されている。眼鏡で矯正すれば問題ないとされてきたが、緑内障など目の病気のリスクを高めることが分かってきた。国内では最近、近視の進行を抑える点眼薬やコンタクトレンズが承認され、子どもの近視抑制の転機になると専門家は期待している。

 ▽世界人口の半数

 海外の報告によると、2000年に世界人口に占める近視の割合は23%、強度近視は3%で、50年にはそれぞれ50%と10%に増加すると予測されている。国内では文部科学省による25年度の調査で小学6年生の48%、中学3年生の65%が裸眼視力1・0...

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