産後1カ月の入浴の影響
 産後1カ月の入浴の影響

 産後1カ月の間に入浴で湯船につかっても感染症は起きない半面、入浴に対する満足度はとても高まったとの研究結果を、国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター産科の小川浩平、衣斐凜子両医師らが国際学術誌に発表した。

 発表によると、日本では経膣分娩後1カ月は湯船につからないよう指導されることが多いが、それが会陰部の傷や子宮の感染リスクを高めるという医学的根拠はなかった。一方、欧米を中心に座浴(下半身浴)が近年注目され、血流を促進して痛みを和らげる効果があると報告されていた。

 研究チームは「今回の研究により、日本での入浴制限の慣習を見直してもいい可能性が示された」とコメントしている。

 研究では、...

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