体外受精の実施件数と出生数の推移
 体外受精の実施件数と出生数の推移

 不妊治療を受ける人の数は年々増加し、体外受精で生まれた子の数は累計100万人を超えた。集計の元になる日本産科婦人科学会のデータベース「ART(生殖補助医療)レジストリ」は、治療を受けた人のデータが記録されている。今年1月から受精卵の検査結果を追加するなど登録項目を見直し、治療効果を検証する研究の充実を目指している。

 体外受精は1983年に初めて国内で子が誕生し、日産婦が認定した約630カ所の認定医療機関で受けることができる。86年に登録制度が始まり、現在は治療の開始から出産後まで、治療法や妊娠中の合併症、生まれた子の体重などを1件ずつ全て記録している。

 効果や安全性の検証にも利用され、排卵誘...

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