
8日、ハンガリー・ブダペストの空港で記者団と話すバンス米副大統領(ゲッティ=共同)
米国とイランの協議で、米代表団を率いるバンス副大統領(41)は米国第一主義運動「MAGA」の代表格で、トランプ大統領の後継をうかがう。米国のメンツを保ちながら、泥沼化を回避できるかどうかが次期大統領選への試金石となる。イラン側のガリバフ国会議長(64)は革命防衛隊出身の反米強硬派。国内で米国不信が渦巻く中、体面と成果の両立を探る。
▽さや当て
米イランは協議前からさや当てが続いた。
「ミナブ168」。イラン側は今回の交渉団の名称をこう決めた。イランへの攻撃が始まった2月28日、南部ミナブの小学校が米軍の誤爆とみられるミサイル攻撃に遭い、少なくとも児童168人が死亡した。
ガリバフ氏はパキスタ...
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