
静かな環境づくりを目指した個室の集中治療室(ICU)=東京都文京区の東京科学大病院(同大提供)
医療機器のアラーム音が鳴り響き、スタッフの足音や話し声が聞こえてくる―。医療現場にはさまざまな音があふれている。それはしばしば騒音となり、入院患者の負担になっている実態が近年、明らかになってきた。影響は医師や看護師らにも及ぶことが分かり、環境を改善するための模索が続いている。
▽常態化
「ピコンピコン」「カーンカーン」。24時間体制で重症患者を見守る集中治療室(ICU)。患者には血圧や体温を計測する生体情報モニターや、人工呼吸器などが取り付けられている。異常があればアラーム音を発し、医師らに異変を知らせる仕組みだ。他にも空調設備の動作音や、医師らの会話、歩く音など多種多様な「音源」がある。
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