手術翌日、ICUで治療を受ける記者=2025年12月18日、東京都内
 手術翌日、ICUで治療を受ける記者=2025年12月18日、東京都内
 もやもや病について説明する黒田敏・富山大教授=富山市
 もやもや病のイメージ

 脳内の血管が細くなっていく難病「もやもや病」が見つかった記者の私(26)は12時間に及ぶ開頭手術を受け、今年2月に職場復帰した。病気の存在や、今後も持病と付き合い続けていく不安を広く知ってもらいたいと考え、経緯をまとめた。

 ▽泣き明かした夜

 初めて体調に違和感を覚えたのは2025年7月下旬。勤務地の福井市で、起床直後に激しいめまいに襲われた。当初は多忙による疲れだと思い込んでいたが、8月、旅行先の北海道で左半身の脱力発作に見舞われた。左腕がしばらくけいれんした後、手脚に力が入らなくなり、崩れ落ちるようにして倒れた。

 搬送先の病院でMRIを撮った私は、医師から「脳梗塞一歩手前の状態。もやもや病...

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