
第93回自民党大会で行われた国歌斉唱。陸上自衛隊中央音楽隊の鶫真衣3等陸曹が務めた=12日、東京都内
自衛官が自民党大会で国歌を歌唱したことは、自衛隊の政治的中立に疑義を突きつけた。高市早苗首相は「職務ではなく、私人として歌唱した。国歌を歌唱することは政治的行為に当たるものではない」と主張するが、自衛官は正式な演奏服装を着用した上で自民の最高決定機関である党大会に出席しており、説明には疑問符が付く。識者は旧日本軍が政治に介入し戦争に突入した戦前の歴史を重視し、政党と自衛隊の線引きをはっきりさせるべきだと訴える。
▽言い訳
今月12日、東京都内のホテルで開かれた党大会。陸上自衛隊中央音楽隊に所属する自衛官は「初めてとなる声楽要員として入隊した」と紹介され、壇上に上がった。陸上幕僚長が指示した時に着...
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