イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師=2024年10月、テヘラン(ロイター=共同)
 イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師=2024年10月、テヘラン(ロイター=共同)
 24日、イランの首都テヘランで、モジタバ・ハメネイ師らの肖像画が描かれたバナーを身にまとう人(AP=共同)
 集会で掲げられたイランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師の写真=8日(AP=共同)

 戦時下のイランが革命防衛隊など保守強硬派を中心とした集団指導体制に移行しつつあるとの見方が出ている。米イスラエルの攻撃で重傷を負ったとされる最高指導者モジタバ・ハメネイ師は停戦後も公の場に姿を現さず、意思決定を強硬派に委ねているとの報道も。不透明な権力構造や対米強硬一辺倒の路線に不安を抱える国民もいる。

 ▽伝令

 手書きのメッセージを入れた封筒をリレー方式の伝令で運ぶ―。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はイラン政府高官らの話として、モジタバ師と指導部のやりとりの内幕を報じた。

 モジタバ師は2月末、前最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害した攻撃に巻き込まれて負傷。NYTによると、意識は明晰だが、片脚は...

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