イランの首都テヘランで、米国やイスラエルへの抗議集会に集まった人々=25日(ゲッティ=共同)
 イランの首都テヘランで、米国やイスラエルへの抗議集会に集まった人々=25日(ゲッティ=共同)
 米イランの再協議への立場(写真はロイター)

 米国とイランの再協議は実現のめどが立たなくなった。イランは米国の圧力下での交渉を拒否する強硬姿勢を貫き、トランプ米大統領も強気を崩さない。戦闘終結に向けた両者の主張は溝が深く、再協議への妥協点が見えないまま今後に不透明感が漂う。トランプ氏の側近からは、事態打開のためイラン再攻撃を検討すべきだとの声も出ている。

 ▽見極め

 「米国が外交を真剣に考えているかどうか、まだ見極める必要がある」。仲介国パキスタンを訪れてシャリフ首相らと会談したイランのアラグチ外相は25日、X(旧ツイッター)で表明した。

 イラン指導部では戦時下で革命防衛隊など保守強硬派の発言力が拡大。一方、米政権はイランの港湾封鎖を続け、制裁...

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