
外務省への要請行動後、記者会見する日本原水爆被害者団体協議会事務局長の浜住治郎さん=14日、東京都千代田区
【ニューヨーク共同】核拡散防止条約(NPT)再検討会議が米ニューヨークで27日に開幕する。ロシアが繰り返す核の脅しや、米国のイラン攻撃など、核軍縮義務を負う保有国が国際秩序を揺るがしている。被爆者らは、核なき世界への道筋が険しさを増す今こそ「非人道性を伝える大事な機会だ」と、核廃絶を粘り強く訴える決意を固めている。
▽積み上げ
「この80年の間に積み上げてきたNPTや核兵器禁止条約がいらないという意見には、おかしいと言わなければならない」。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)事務局長の浜住治郎さん(80)は渡米を控えた7日、記者会見でこう訴えていた。
NPTは核兵器保有を米ロ英仏中のみに認め、核軍...
残り763文字(全文:1062文字)











